地球生活

この物語はフィクションです。

2021.07.04 こんばんは、うぬぼれ乳首警察です。

 

 

男性アイドルがドヤ顔でシャツをはだけさせて、乳首が見えた瞬間に沸き起こる歓声にちょっとした嫌悪感を抱く。

薄い素材のシャツの前ボタンが全部開いて、挑発的でセクシーなダンスチューンが始まると「乳首がくる、、、乳首がくる、、、」と思ってしまう。

それは満を辞した興奮の乳首ではなく、親が年頃の娘に「そんなに太もも出してどこ行くの!!」という気持ちに似ているかもしれない。

 

なぜ男の乳首露出はあんなに軽視されているのか。

女の乳首は母乳を出す役割があるので隠すべきなのはわかる。(何が?)でも男の乳首は肉体の構造上なんの役にも立たない、性感帯以上のものではないのだから女体のそれ以上にやたら出していいものではない。

 

「俺の乳首には人を興奮させるほどの価値がある」、と満を辞して露出される乳首になんの価値もない。わたしはそういう乳首のことをうぬぼれ乳首と呼んでいる。

特に推しの乳首露出が許せない。推しの乳首が陽の光を浴びようものなら、ピピーピピー笛を吹いて取り締まりたい。心の中のうぬぼれ乳首警察は今日も推しの心身の健康を願っている。

うぬぼれ露出はやめろ、乳首を出すな、自分の乳首を大事にしろ

おねえさんとの約束だ、、、

 

 

おわり